「ビルディングコミッショニング」とは、「建物とそのシステムが、設計意図と入居者の運用要求に一致して機能していることを確実にする過程」のことであり、これを「地球環境配慮」の視点に立って実施することを「グリーンコミッショニング」と呼んでいます。
具体的には、地球環境に配慮された建物として機能しているか、また設計時に意図した通りに使われているかについて、建物の竣工後、引渡し前に、運用段階における最大パフォーマンスを引き出すためのステップで、オーナーの立場で総合的に評価し、チェックします。この1ステップは入居以降長期にわたる建物性能を確実にするため、大きな経済的利点とともに、快適で健康に良い居住環境を確実とします。
グリーンコミッショニングは、テクノロジーや環境配慮の視点から、「建物ハード」が実際に「運用ソフト」面でどのように地球環境、居住環境に影響を与えているかを評価、チェックし、オーナー、居住者への経済効果はもとより、地球環境、社会的にメリットをもたらすものです。
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