設計実現項目
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説明(地球環境評価、いやし効果)
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アースチューブ
(地中熱利用空調)
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1年中安定した温度の得られる地中熱を利用して軽空調を行うことにより、人工的な空調を最低に抑える。
室内を一律温湿度条件とせず、空調条件のゾーニングを行い、半屋外空間を設定することにより実現。(ロビーに採用)
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屋上緑化/壁面緑化
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外壁、屋根の断熱効果を向上させ、空調負荷を低減する。
また、屋根の耐久性を向上し建築物を保護しながら、周囲に景観配慮する効果がある。
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自然採光の取り入れ(側窓、トップライトの設置)
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自然の恩恵(昼光)を享受しながら人工照明の電力消費を低減する。
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自然換気
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自然通風、ドラフト換気(温度差換気)を配慮した開口部の配置とし、自然の恩恵(風)を享受しながら機械換気の電力消費を低減する。
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複層ガラス
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ガラスの断熱性を向上させて、空調負荷を低減すると共に、壁面の輻射熱の影響を少なくして身体的な快適性を向上させる。
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全熱交換器の採用
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排熱の回収により冷暖房負荷を低減し、空調機器の電力消費を低減する。
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省エネルギー機器の採用
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省エネルギー型の空調機器、照明ランプ、エレベータ等を採用し、自機器単体の消費電力量を削減する。また節水型器具を用いて水資源保全と同時に水運搬総動力を低減する。
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照明制御システム@人感センサーの採用(共用WC、管理諸室)
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間欠使用する室の照明を使用時のみセンサーにより自動点灯し、人がいなくなれば消灯することにより、照明の消し忘れによる電力の無駄使いを防止する。
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A昼光センサーの採用(多目的会議室)
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ライトシェルフによる昼光の浸透との併用により、人工照明の調光を行い、電力消費量を削減する。
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氷蓄熱システム
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安価な夜間電力の使用により、ランニングコストを低減する。
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省資源 代替エネルギー有効利用 (化石燃料使用の削減)
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太陽熱温水利用
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屋上に設置した温水パネルに太陽熱を集熱し、給湯利用する。
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太陽光発電
(将来)
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屋上に設置した太陽電池パネルで発電し、買電負荷の削減に貢献する。現時点では、屋上にパネル設置用コンクリート基礎のみを施工している。
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省資源 水資源の保全
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雨水利用
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雨水を地中ピットを利用した貯留槽に貯め、WC洗浄水、散水、いやしの流れに有効利用する。雨水の流出抑制に貢献すると共に水資源(市水)を保全し、ランニングコストも低減する。
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節水型器具
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水資源の保全
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排水対策
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一般排水処理
合併処理浄化槽グリストラップ
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材料の選定
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リサイクル材、及びリサイクルしやすい材料の使用
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エコケーブル
エコカラット
リサイクルプラスチック(PET)
リサイクルタイヤ 等
材料の製造・輸送から廃棄に至る負荷を低減する。
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副産物・再生資源の使用
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地中梁に建設副産物である高炉セメントを使用することで、材料の製造・輸送から廃棄に至る負荷を低減する。 |
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廃棄物管理
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生ごみ処理機の導入
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廃棄物を減少させ、副産物としての堆肥を敷地内の植生へ有効に利用する。
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現場梱包材の簡易化
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現場内廃棄物の減少
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その他の環境配慮
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<フロン対策>
フロンガスを使用しない。
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オゾン層破壊のあるフロン類の使用を避けることにより、オゾン層保護に寄与する。
・ノンフロン、代替フロン断熱材
・新冷媒ガスの空調機(R407C、R410Aの使用)
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<保守性>
保守の容易な材料の使用
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土系舗装・フローリング・天然素材床の採用。長尺ものは避け、部分取り替えできるタイル状のものとする。 |
<室内空気質><健康>
湿気の調節
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低VOC塗料、接着剤を使用し、健康・安全に寄与する
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パネルをボルト固定とすることにより、将来取替えが容易となる。
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<適応性>
排水利用の将来計画への準備
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浄化槽よりの最終排水を更に消毒して施設内で循環使用する計画に対応できるよう、配管及び雨水貯留槽への接続を考慮している。
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