■オーナー
■プランニング・設計

■建設工事


■計画・設計期間
■建設期間

中村市/JR四国
PES建築環境設計
石黒隆敏
竹中工務店
及び、合弁会社
四国開発建設株式会社
2000年3月〜2001年3月
2001年9月〜2001年6月

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「四万十いやしの里」 概要

In the woods, Buildings smile with spirit of trees
Talk to river of Shimanto tender to our eyes
Sound of ocean please our ears

日本に残された最後の美しい大河と言われる四万十川、そして豪快な太平洋、土佐湾に囲まれた自然豊かな、そして海の幸、山の幸、川の幸に恵まれた四国、高知の杜(もり)に「四万十いやしの里」は2002年7月2日にオープンしました。

人口35,000人の地方都市である中村市そしてJR四国が共同し、できる限り地球環境に配慮したこの施設を生み出しました。それは計画当初から、つまりどのように計画することが『グリーンプロジェクト』なのか、そして設計、資材の調達方法、建設方法は言うに及ばず、建設現場でも細心の注意が払われました。オーナー、町の人々、建築家プランナー、エンジニア、建設会社、この施設にかかわる全ての人々が皆、地球環境にやさしい仕事をするようチームとなりました。

建物完成後は、従業員への教育を始め、エネルギー、資源、水、廃棄物など、できるだけ地球環境にやさしい、生きた建物となるよう運営しています。なぜならいくら良い建物を作っても良く運営しなければ、それはただの『箱』になるからです。

今では四国内のみならず、日本国内の遠方から、さらに海外からも、その人気が高まってきているこの「四万十いやしの里」は、中医学研究所、温泉とレストランのあるセンター棟、そして30室のホテル棟の3施設から成る、人と環境にやさしい複合施設です。