建築環境設計 |
四万十いやしの里 | PROJECT >四万十いやしの里: 環境配慮項目 |
環境配慮項目 |
1. 省エネルギー | 2. 省資源 | 3. 省資源水資源の保全 | 4. 排水対策 |
5. 材料の選定 | 6. 廃棄物管理 | 7. その他の環境配慮 |
設計実現項目 | 説明- 地球環境評価、いやし効果 | |
省エネルギー | ||
アースチューブ (地中熱利用空調) |
1年中安定した温度の得られる地中熱を利用して軽空調を行うことにより、人工的な空調を最低に抑える。 室内を一律温湿度条件とせず、空調条件のゾーニングを行い、半屋外空間を設定することにより実現。(ロビーに採用) |
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屋上緑化/壁面緑化 | 外壁、屋根の断熱効果を向上させ、空調負荷を低減する。 また、屋根の耐久性を向上し建築物を保護しながら、周囲に景観配慮する効果がある。 |
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自然採光の取り入れ(側窓、トップライトの設置) | 自然の恩恵(昼光)を享受しながら人工照明の電力消費を低減する。 | |
自然換気 |
自然通風、ドラフト換気(温度差換気)を配慮した開口部の配置とし、自然の恩恵(風)を享受しながら機械換気の電力消費を低減する。 | |
複層ガラス | ガラスの断熱性を向上させて、空調負荷を低減すると共に、壁面の輻射熱の影響を少なくして身体的な快適性を向上させる。 | |
全熱交換器の採用 | 排熱の回収により冷暖房負荷を低減し、空調機器の電力消費を低減する。 | |
省エネルギー機器の採用 | 省エネルギー型の空調機器、照明ランプ、エレベータ等を採用し、自機器単体の消費電力量を削減する。また節水型器具を用いて水資源保全と同時に水運搬総動力を低減する。 | |
照明制御システム@人感センサーの採用(共用WC、管理諸室) | 間欠使用する室の照明を使用時のみセンサーにより自動点灯し、人がいなくなれば消灯することにより、照明の消し忘れによる電力の無駄使いを防止する。 | |
A昼光センサーの採用(多目的会議室) | ライトシェルフによる昼光の浸透との併用により、人工照明の調光を行い、電力消費量を削減する。 | |
氷蓄熱システム | 安価な夜間電力の使用により、ランニングコストを低減する。 | |
省資源 代替エネルギー有効利用 (化石燃料使用の削減) | ||
太陽熱温水利用 | 屋上に設置した温水パネルに太陽熱を集熱し、給湯利用する。 | |
太陽光発電 (将来) |
屋上に設置した太陽電池パネルで発電し、買電負荷の削減に貢献する。 | |
省資源 水資源の保全 | ||
雨水利用 | 雨水を地中ピットを利用した貯留槽に貯め、WC洗浄水、散水、いやしの流れに有効利用する。雨水の流出抑制に貢献すると共に水資源(市水)を保全し、ランニングコストも低減する。 | |
節水型器具 | 水資源の保全 | |
排水対策 | ||
@一般排水処理合併処理浄化槽グリストラップ | 合併処理浄化槽を介して20ppm以下の水質に下げる。 厨房排水は単独にグリストラップを設けて油分を取り除いた後浄化槽へ接続する。 将来的に浄化槽よりの最終排水を更に消毒して循環使用したり、敷地内の土に浸透させることにより、敷地外への放流水量を最小限にとどめる。現時点では外構設計にて中水タンクで貯水した水を雨水貯留槽に貯水できるように配管のみを施工している。 |
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A浴室ろ過循環システム | 「公衆浴場における衛生管理等監理要領」に基づき、1週間に1回以上湯の交換を行う。浴槽排水は生活排水系統と別系統にて浄化槽の最終槽に流入させ、浄化槽を経た一般排水と混合、希釈して放流する。 浴槽排水はろ過装置と塩素滅菌装置を設けて浄化・殺菌しながら、系統別(温泉、海水、薬湯)に循環する。 浴槽排水を一般排水と浄化槽最終槽で混合、希釈させることにより、BOD値を20ppm以下の基準からより下げることが可能となる。 逆に塩分を含んだ浴槽排水は一般排水でその濃度が希釈され、最終排水の成分は、生態系への影響を最小にとどめることができる。 |
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材料の選定 | ||
リサイクル材、及びリサイクルしやすい材料の使用 | エコケーブル エコカラット リサイクルプラスチック リサイクルタイヤ 等 材料の製造・輸送から廃棄に至る負荷を低減する。 |
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副産物・再生資源の使用 (地中梁に高炉セメント) |
材料の製造・輸送から廃棄に至る負荷を低減する。 | |
廃棄物管理 | ||
生ごみ処理機の導入 | 廃棄物を減少させ、副産物としての堆肥を敷地内の植生へ有効に利用する。 | |
現場内発生物分別 | 建設産業廃棄物の削減 | |
現場梱包材の簡易化 | 現場内廃棄物の減少 | |
その他の環境配慮 | ||
<フロン対策> フロンガスを使用しない。 |
・ノンフロン代替フロン断熱材 ・新冷媒ガスの空調機 オゾン層保護に寄与する。 |
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<保守性> 保守の容易な材料の使用 (土系舗装・フローリング・天然素材床) |
長尺ものは避け、部分取り替えできるタイル状のものとする(天然素材床等)。 | |
<室内空気質 健康> 湿気の減少(漆喰、土佐漆喰、エコカラット) |
吸湿機能のある材料を利用して湿気を減少する。 身体の快適性と結露防止に効果がある。 |
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<室内空気質 健康> 有害物質含まない材料の使用 (低VOC塗料、接着剤) |
健康・安全に寄与する | |
<適応性> 劣化に対する取替えしやすさ 外壁材、浴室壁面パネルボルト固定 |
パネルをボルト固定とすることにより、将来取替えが容易となる。 | |
<適応性> 排水利用の将来計画への準備 |
浄化槽よりの最終排水を更に消毒して施設内で循環使用する計画に対応できるよう、配管及び雨水貯留槽への接続を考慮している。 |